
2025年のむぎオリジナル卓上カレンダー、パロディクイズの答え発表です。
挑戦してくださったみなさまどうもありがとうございます。
今年も正解された方から抽選で、作陶家、山下透(丹原弟)の作品をプレゼントします。
今回はそばちょこです。発表は発送をもって代えさせていただきますので、しばらくお待ちください。
答え合わせと興味深い解説は、今年も製作者のグラフィックデザイナーまつもとまりこさんが作って下さいました。

1月・2月 ルネ・マグリット
「人の子」
マグリットはこの絵についてこのようなコメントを残しています。
「少なくとも、それが顔であることは分かっているものの、リンゴが顔全体を覆っているため、部分的にしかわかりません。私たちが見ているものは、一方で他の事を隠してしまいます。私たちはいつも私達が見ることで隠れてしまうものを見たいと思っている。人は隠されたものや私たちが見ることができない事象に関心を持ちます。この隠されたものへの関心はかなり激しい感情の形態として、見えるものと見えないものの間の葛藤となって立ち合われるかもしれない。

3月・4月 フリーダ・カーロ
「いばらの首飾りとハチドリの自画像」
「私は夢や悪夢を描くことはありません。自分自身の現実を描きます。」
フリーダ・カーロ

5月・6月
「鳥獣戯画」
(正式名称は『鳥獣人物戯画』)
平安時代に描かれたもので、日本に残っている絵巻物の中で、最も古いものの一つです。何のために描かれたのか、いまだによくわかっていませんが、寺の子供たちに行事を教えるために作られたと考えられています。

7月・8月 サルバドール・ダリ
「記憶の固執」
「溶けている時計」は、ダリによれば、キッチンで妻のガラが味わっていたカマンベールチーズが溶けていく状態を見てインスピレーションを得たという。

9月・10月 ジョルジョ・デ・キリコ
「通りの神秘と憂愁」
この作品は第一次世界大戦が始まった直後の1914年に描かれたものであり、またキリコが従軍する前年に描かれたもので、戦争に対する不安が反映されているように見える。少女はキリコ自身、大きな彫像の影は戦争や死を暗喩していると思われる。

11月・12月 マルク・シャガール
「ヴァイオリン弾き」
シャガールの作品には、特有のモチーフが繰り返し登場する。抱擁する恋人たちや花嫁、花束、ヴァイオリンやフルートを奏でる人々、動物、故郷の素朴な村を思わせる町並み……。これらのモチーフからは、故郷へのノスタルジーや愛する人への想いが読み取れる。
陶芸作家
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