天空の城チビタ


6月末の10日間ほど妻と二人、イタリア王道旅行を楽しんできた。

王道にもいろいろあるが、ヴェネチア、フィレンツエ、ローマとその周辺を訪ねる旅。

人工のものより自然を好む彼女は、私に連れまわされるのを警戒したらしく、私としては不本意な添乗員さん付のツアー旅行となった。それでも、ツアーのコースの中に心に残るものを見ることができた。チビタ・ディ・バーニョレージョである。

チビタ・ディ・バーニョレージョは四周を断崖絶壁に囲まれた「天空の城」である(写真)。「天空の城」といえば最近日本では竹田城が有名になったが、チビタは周囲からの隔絶、孤立ぶりは他の追随を許さないのではないか?おそらく50m×100mくらいのこの街は2500年前エルトリア人によって建設され、現在は建物が20件程度残されるのみの「死に行く町」である。「死に行く」というのは、比喩ではなく、いつ周囲の断崖が崩落するかわからないということのようだ。

この街に行くにはこちら(上の写真手前)の台地から架けられた橋を渡っていくしかないのだが、昔はどうしてたんだろう?観光に訪れた私たちはもちろん歩いて渡ったが、住人達は私たちの横を小型の乗用車や、バイクを使って上り下りしていた。               (吉)


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