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ちいさいおうち

みなさん読んだことありますか？

外観〜ちいさいおうち？

1，2階はテナントです。

中庭の風景その１

完全に四周を囲まれた中庭はもう半屋内空間です。大都市京都の駅前の秘密の楽園という雰囲気です。

中庭の風景その２

その後、訪れたときには中庭の植物たちはもっと元気よく育っていました。

業務用キッチン

奥さんは設計段階から新居のはっきりしたイメージをもっておられました。業務用キッチンもそのひとつでした。

百万都市京都の駅前をのぞむ小窓

めまぐるしく動く人や車を少し離れて、ぼーっと眺めているのもよいですね。

洗面所の番人

かわいいですね。楽しんでおられますね。中庭のむこうが居間です。

手摺本棚

居間を見下ろす吹き抜けの手摺が本棚。さりげなく「ちいさいおうち」が・・

大都会の小さなおうち

長年住み暮らしてきた我が家は京都駅前の高層ビルの林立する繁華街の真っただ中です。でも、これからもずっと住み続けていきたい。幼いころ繰り返し読んだ絵本「小さなおうち」（バーナード・リー・バートン）のように・・・。これが建て主さんの変わらぬ願いです。

周りには30メートルを超えるビルやマンションが立ち並ぶ中、ＦＯ邸はその願い通り、４階建ての小ぶりな建物になりました。

1，2階テナント、3，4階がＦＯ邸です。

外観は、以前の店舗兼住まいを思い出させる濃淡のベージュのシックな組み合わせ。

内部は、プランの中心に中庭を設け、長い間の夢だった明るく伸びやかな空間になりました。杉板のフローリングに、お気に入りの家具が生えます。

ただいま建主さん自らビル表札のデザイン中。元の家に毎年帰ってきていた燕を取り入れたデザインになる予定です。

京都市　2017年3月竣工