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ひとつながりの住まい〜公団住宅の改装4

 

子どもの独立の時期を見据えての改装、一人暮らしならではの夢をいっぱいにつめこみました。

ポイントのひとつは、もともとの3DKをワンルームにして、広々したいというご要望。ご自分のイメージの内装の雑誌・写真をストックしておられました。出発点では、そうしたものも材料にしながら打合せが進んでいきます。一角のタタミのこあがりは住まいに楽しい雰囲気を添えています。ただ、広いだけでなく、ひとつながりの空間のなかで、いろいろなコーナーが楽しめる間取りです。

また、設計のなかでは、お手持ちの家具や物の量などを把握しつつ配置計画もおこないます。お気に入りのアンティーク家具の配置も検討していきます。古建具屋さんにいっしょに出向き、京町家で夏に使われる葦戸も買ってきました。鉄筋コンクリートながら、どこかなつかしさが感じられる住まいとなりました。           

もうひとつのテーマは温熱環境の改善です。鉄筋コンクリートの公団住宅では、水回りや北側の部屋の結露がみなさん共通の悩みのタネです。今回も、外壁部分に断熱材を入れ、アルミサッシガラスをLow-Eガラスに変更して、住まい全体の断熱性をあげました。間取りの工夫もあります。もともとトイレ・風呂・脱衣室は寒い玄関ホールに属していますが、この水回りに居間から直接行けるように工夫して、心理的にも水回りを近くしました。床暖房も夢のひとつ。設計者としては団地での導入に二の足を踏んでいましたが、Sさんはどうしてもほしいとのこと。この公団の条件のなかで無垢材が使える床暖房を導入し、とても快適とご満足です。何より住み手が納得されて、よかったなあと思えることが一番です。

 

竣工後、おじゃますると、いたるところをセンスよく飾っておられ、暮らしを楽しんでおられることが伝わり、うれしく思いました。            

京都市 2014年1月竣工