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公園の樹々に囲まれて
園庭南側からの全景です。
玄関アプローチ
モッコウバラがパーゴラ伝いに育つと、保育園入り口は緑のトンネルになります。
カッパ掛け
玄関壁ぎわ。雨の日はカラフルなカッパが並びます。
風見鶏
ある年の卒園記念の風見鶏。
公園の散歩道
街並みのようなイメージで、外壁面を分節しています。
クラスごとのマーク
保護者が作ってくれたマークをタイルにして、門扉にはめ込みました。
三角天井のホール
作品展。所狭しとアートが並びます。
ランチルーム
3,4,5歳児さんがそろって食べます。
むかしからの室名札
クラスごとの木彫りの室名札も使ってますよー。これはみかん組。
公園のなかの保育園
〜一乗寺保育園
緑のなかの保育園、園の先生方とそんなイメージをベースにしながら設計は進んでいきました。一乗寺公園内の旧園舎で保育を続けながら、その北側に園舎をつくり、旧園舎解体後、そこを園庭として整備するという事業でした。多くの人たちが長年慣れ親しみ、いろいろな思い出のつまった園舎のあとを引き継ぐ大切な仕事です。
さて新園舎は公園の緑豊かな散歩道に沿う細長い建物です。園舎のいたるところから公園越しに東山への眺めがひらけます。旧園舎では2階だった乳児さんが1階におりてきました。ささやかながら乳児専用園庭もとりました。給食室と直接やりとりできるランチルーム、でこぼこの多いホールや広縁など、子どもたちも好きなあいまい空間をたくさんつくっています。
一旦の竣工を迎えてから、1年がたちますが、継続的にいろいろご相談いただいたり、声をかけていただいたりして、設計者としてもいろいろな反省とうれしい気分を味わっています。
京都市 2019年5月竣工
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