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耐震診断書の説明
1981年以前の建物は、現在の耐震基準とちがう基準で建物がつくられており、「耐震改修促進法」によって、耐震診断が義務づけられています。公共的建築物のなかで、学校や病院・高齢者福祉施設などの耐震診断・改修が進む中、保育園の園舎は取り残されてきた感がありますが、2,012年より保育園舎における耐震診断・改修に補助金がつくようになってきています。
京都市においても、
しかし、でてきた耐震診断書をみてもなかなか現場では具体的なイメージがもちにくい、その耐震診断書をどう読めばよいのか、をわかりやすく説明しほしいと相談がありました。
新建築家技術者集団でいっしょの構造設計者にヒヤリングをしたうえで、耐震指標Is値(アイエス値)のもっている意味や具体的に何がどう問題になっているのか、工事は規模・難易度・予算になりそうなのか、についての概略の説明をさせてもらいました。
このような相談をお受けするのも大事な仕事として、取り組んでいます。こちらの勉強にもなり一石二鳥なのです。
京都市 2013年
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