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綾部市里山交流研修センター

 

 元小学校の建物を使い綾部市への定住を促進する拠点の役割を果たしてきた「綾部市里山交流研修センター」。3年前の大雨で裏山の土砂が崩れ、スポーツや集会に使用されてきた体育館が壊れてしまいました。「森もりホール」は、それに代わる多目的ホールとして、京都府の「森の京都」構想にも位置づけられて建設されました。

 わたしたちは、2015年秋の設計プロポーザルで選定いただき、設計監理に携わらせていただきました。わたしたちは建物デザインに加えて、古い小学校の環境を引継ぎながらセンター全体の魅力を高めていくことを主眼に提案をしました。できるだけ地元産の木材を使うことも設計の大きな柱でした。また随所に施設管理者である里山ねっと・あやべさんのアイデアによる楽しいしかけや雨水利用のエコの工夫も盛り込まれまていきました。

竣工以来、多くの方々に利用されているようです。末長く、多くの人に親しまれる建物となることを願っています。ぜひ機会をつくり、訪れていただけたらと思います。

里山ねっと・あやべ https://ayabesatoyama.net

​*一部掲載写真は里山ねっと・あやべfacebookページからの転載です。

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